第532回 大菩薩峠~小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(2014m)
実施日:20165年10月22日(土)
天気 :曇り時々晴れ
参加者:7名
M(リーダー)、H(サブリーダー)、A、O、K、S、U(記録)
<行程>
8:35 上日川峠着、準備
8:45 上日川峠発
9:05 福ちゃん山荘着(休憩5分)
9:45 大菩薩峠着(休憩15分)
10:00 大菩薩峠発
11:35 小金沢山着(昼食休憩45分)
12:20 小金沢山発
12:55 牛奥ノ雁ヶ腹摺山着(休憩10分)
13:05 牛奥ノ雁ヶ腹摺山発
14:30 すずらん昆虫館前着
15:25 バスにて甲斐大和駅へ
<山行概要、感想>
前日のMリーダーからの、「甲斐大和駅からのバスの混雑が予想されるので、できる限り1本早い列車を利用し、定刻より早く出る臨時便への乗車が望ましい。
予定の列車を利用する場合は、下車したら改札までダッシュし、必ず定刻のバスに乗るように」との強力アドバイス(お達し?)を受け、全員が1本早い列車で到着。余裕で臨時便に乗車し、上日川峠に向かう。
Hサブリーダーによれば、昨今大菩薩峠が大人気とのことだが、なるほど、早朝とは思えない人出にびっくり。
福ちゃん山荘を過ぎると、色づいた木々が目を楽しませてくれる。このあたりの紅葉は初々しい感じ。
あっという間に大菩薩峠に到着。しばしの休憩&写真撮影の後、小金沢山へ。こちら方面へ向かう人はほとんどいない。静かな登山道を辿る。
熊沢山までの針葉樹林帯を抜けると、狼平、小金沢山へと続く笹原が広がる。遠くにうっすらと見える南アルプスや周囲の山々の紅葉に目をやりながら気持ちよく下る。石丸峠手前で「あっ」というOさんの声。大菩薩峠にストックを忘れちゃった!幸い峠から電話が通じ、介山荘で預かってもらえることに。
小金沢山までの登りは、張り出した木の根が目立つ。歩きづらいが、根を踏みつけられたり蹴られたりする木のほうが大迷惑だろう。所々に顔を出す露岩を越えて三角点ピークへ。東側に展望が開ける山頂にてゆったり昼食休憩。
小金沢山を出て牛奥ノ雁ヶ腹摺山へと歩を進めると、黄色、燃えるようなオレンジ、深紅と色鮮やかな紅葉に歓声が上がる。日本画を思わせる落ち着いた色調の一角や、緑から橙色へのグラデーションが楽しめる樹々も。林の中、登山道がわかりにくい箇所もあったが、両リーダーのガイドで迷うことなく牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂へ。
秀麗富嶽十二景に選ばれている山だが、残念ながら富士山は見えない。
平らに広がる山頂から富士山が見えるであろう方角や、黒岳、ハマイバ丸へとつながる道などを眺めながらしばし休憩。
休憩後はすずらん昆虫館前まで一気に下る。少し傾斜のきつい箇所もあったが、落ち葉のおかげか足下のクッションが効いて歩きやすい。林道を横切ったり、伐採作業中の斜面の横を通ったりしながら、難なく昆虫館前へ。
予定時刻より早い下山となったので、リーダーがバスの運行状況を確認し、15時台の増発便でゆったりと甲斐大和駅へ。
両リーダーの周到な下見と、バス会社への時間確認、交渉などのおかげで、非常にスムーズに紅葉の山歩きを楽しむことができました。両リーダーのご尽力に感謝。
大菩薩峠周辺は都心から近いにもかかわらず高い山の雰囲気が味わえて、やはり魅力的ですね。峠につながるコースも様々あり、まだ歩いたことのない小菅や丹波山からのコースにも一度ぜひ挑戦してみたいと改めて思いました。