第535回 高尾山山行報告
実施日 2016年12月17日(土)
Uさん、Mさん、Oさん、Oさん、Aさん、Mさん、Sさん、Aさん、Sさん、Aさん、k(リーダー)
京王線からも、ちらと富士を覗く。14:50高尾山口駅集合。晴天無風。
空はよいが、コースタイムからすると日没に間に合わないことに、集合してから気づく。リーダーは今更に狼狽する。
紆余曲折してから、当初の計画通り稲荷山コースを登る(9名)のとケーブルカーで登る(2名)のに分かれて頂上に向かうことになる。平地の道を普通に歩くくらいに、乃至はそれより速いかと思うくらいに、登山としてはあり得ないペースで登っていく。稲荷山の展望台も巻いて省略する。足元と、樹間の向こうに沈みかかる太陽を睨みながら、とにかく歩を進める。
頂上直下の長い階段を経て、ちょうど16時頃に頂上着。
1時間半のコースを1時間で歩いてしまった。着くと、既に大勢が人垣を作って西に向かって日没を待っている。もしかしたら初詣並みに混んでるかとも懸念したが、そこまでではなかった。着いて10分ほどで、夕陽が富士山頂にかかる。
そこらでシャッター音がし出して、ざわざわしていると、瞬く間もなく陽は富士の頂に沈む。あとはシンメトリーの稜線が朱に燃える空に残る。
ヘッドライトの用意をし、南面に薄暮の空と街の夜景を見ながら、17時前頃頂上発。森に入ると、もう明かりがないと歩けない暗さ。薬王院の境内はまだ閉まっておらず、社の傍らを周り、下りていく。参道の灯籠に灯は入っていないが、ところどころに街灯がある。
女坂を下り、ケーブルカー乗り場のそばまできて、また夜景に歩を止める。目立つ星は宵の明星か。リフト乗り場を過ぎると、森の中をひたすら下りていく。
前後にも下山する明かりが見える。これから上がっていく者もいる。緊急車両が数台登り下りし、下に救急車が待機している。18時頃下山。
さすがに土産屋もあらかた閉まっている。閑散とした高尾山口駅に着く。