都電荒川線・街歩き


実施日 1月28日(土)

参加者 U(リーダー)、Oz(記録) 他9名、計11名

 

大塚駅前~三ノ輪橋、荒川一中前~荒川遊園地前、荒川車庫前~梶原、栄町~庚申塚 と一日乗車券で4回都電を乗り継ぎながら予定通りのコースを歩きました。以下リーダーの事前案内や報告内容をパクリ(著作権侵害)ながら記録します。


9:27 予定どおり11名全員集合、天気晴朗なれど非常に寒い!

リーダーの懇切丁寧な「本日の予定表と地図」を受け取り、都電に乗車、1日乗車券を400円で購入。しかし私を含めて3名ほどで、売り切れ。買えなかった人は次の乗車の時に購入して下さいと運転手さんはグループの善良そうな面々を見て、鷹揚な対応。

私は、パスモでタッチ購入すると、運転士さんは「はいどうぞ」と奥へと促す。乗車券のたぐいをくれないのかなぁとおもいつつ、あとはパスモで乗車できるのだと気づくまで、かなり時間がかかる。あ~ぁ歳は取りたくない。

はじめて経験する都電の中はかなり混雑、都バスと同様、営業上あまり貢献してくれないと思われるシルバーの人々が多い。周りは下町の風景が続く、のんびりした雰囲気。


10:15 <三ノ輪橋エリア>の出発。 浄閑寺[遊女の悲話が伝わる投げ込み寺、永井荷風の詩碑]、千住大橋[昭和2年竣工の隅田川に架かる鋼タイドアーチ橋。ずいぶん鉄が使われている感じ] 、素盞雄(スサノオ)神社[石神信仰の神社、松尾芭蕉が『奥の細道』出立の際に詠んだ矢立初めの一節の碑があるはずだが見当たらず]、円通寺[上野戦争の弾痕が残る黒門、彰義隊士が眠る古刹。歴史に造詣の深いMさんは、再度の来訪を誓う]と歴史と文化を感じながら巡り、途中ウナギの串焼を食べたりして、ジョイフル三の輪の商店街をブラブラ。惣菜屋さんの揚げたてコロッケを待つこと5分、アツアツをMさんと食べているとビデオカメラを持った青年が「TBSのもの(ホンマカイナ)ですが、この商店街はよく来られるのですか?」と「いや通りすがりの者です」とわたし、「ちょっとコロッケを食べているところを撮ってもいいですか?」「いや、それは拒否させて頂きます」とわたし。後日Atさんの報告では、TBSでジョイフル三の輪の紹介のテレビ放映があったとのこと。わたしのコロッケかぶりつきが全国放映される危機にあったこと知り、背筋に冷たいものが走った。チョット残念でもあった。


11;30 すでに昼食の時間となり、ジョイフル三の輪の中の老舗「砂場」でそば(一部親子丼の方もあり)とちょっぴりビールを。トイレも含め超レトロな店内、結構混雑していて待つこと30分、おいしく頂き、荒川一中前に。


12:50<荒川車庫前周辺エリア>荒川一中前乗車、荒川遊園地前着。ここで所用のあるMさんとお別れ。レンガ工場の名残のある情緒ある煉瓦塀の残る住宅街そぞろ歩き、水上バス発着場とグロッケン(鉄琴のこと。知りませんでした)。滝廉太郎の「春」をたたくも春は遠い感じ。荒川遊園地園外の無料遊園地で滑り台に興ずるメンバーあり。船方神社、荒川遊園地前に戻って、コンサートに行く予定のAtAn夫妻とお別れ。一駅分歩いて荒川車庫[旧型車両2両の見学。[戦前、戦後の銀座の写真などもあり、レトロな雰囲気に浸る]そこから一駅乗って東京書籍印刷[かまぼこ型のダイヤモンドトラス構造の工場、スクラッチタイル、アールデコ様式の東書文庫などを見学。リーダーから建築に興味がある方には貴重な建物、工場内での見学まで交渉されたが、断られたとのこと。[本当に御苦労様でした。]栄町駅から都電に乗車。


1435<巣鴨エリア>庚申塚駅着。猿田彦大神庚申堂[庚申信仰を伝える三猿が迎える小さなお堂]、巣鴨地蔵通り商店街ぶらぶら歩き[赤パンツと塩大福が名物の“おばあちゃんの原宿”。この後の山行決定、総会MTGの時間が気になる“添乗員さん”と気にしてない風の“ツアー客”のギャップを気にしながらものんびりと]、高岩寺(とげぬき地蔵)[病気を治し、心身のとげを抜いてくれると評判の延命地蔵菩薩と洗い観音。煙をかぶって、延命?祈願。] 、眞性寺[江戸六地蔵]は横目に見て、都営三田線巣鴨駅。


1510予定通り。春日駅に到着、MTG会場に。

なお見どころ満載だったため、今回集合写真は省略となりました。

いやぁ2回も下見してこの日に備えてくれたリーダーの細やかなガイドは、まるでツアーの人気添乗員さんでした。本当にお世話さまでした。

私も東京に出稼ぎに来て40年になりますが、今回のエリアは初めてでした。まさに下町ののどかなでかつレトロな雰囲気の居心地のよい街歩きが楽しめました。