第459回　玉原高原と鹿俣山（1636.7ｍ）記録

 

実施日：平成25年８月３日（土）

参加：９名（男性３名、女性７名）

車出し：２台

 

７：00  練馬高野台（５名）、拝島（４名）２ケ所にて集合。

晴れを祈りながらの出発。途中、上里ＰＡで合流。

 

９：00　沼田ＩＣを下りる。

 

９：30　玉原センターハウス駐車場着

各自、準備と体操を終える。

 

９：50　出発。

合掌のカエル君が鎮座する「ぶなのわきみず」で、冷たくて、美味しい水を各自いただきました。

 

10:15　玉原湿原標高1186ｍ

前日の雨にぬれた木道を滑らないように注意をしながら歩き出します。

ずいぶん背の高いアザミに似た？花が沢山～　タムラソウだと、花に詳しいＨsリーダーから教えてもらう。なるほど、棘がなく、葉の形状が違います！

しばらく歩き、木々の中へ。水源ルートと言われるだけあって、幾つかの水の流れを渡り、ブナの森へ。

 

10:50　ブナ平分岐。休憩。

ブナ平では、太いブナの幹に耳をつけ、水音を聞きたいと皆さん試してみますが、聞き取れず。聴診器が必要だった？　葉が風にそよぐ音という説もありますが・・・？

途中、ブナの木の下に、コケでおおわれたブナ地蔵さんがひっそり佇んでいます。本当に何体かのお地蔵さんが寄り添っているように見え、ほっこりとします。皆さん、その姿の可愛らしさに撮影会。

 

11:15　鹿俣山分岐。

少し雲行があやしくなってきたので、途中早めにレインウエアを着込みます。なんとかもって欲しいと祈りながらしばらく歩くと、ブナの森を抜け、ゲレンデ広場に出ました。

視界が開け眼下には玉原湖が見えてきました。

 

12:10　ゲレンデ中腹で昼食。

目の前には、榛名山、赤城山、玉原湖、ダム、などが見え、雲が流れては、途切れ、途切れては、また雲が現れと。リーダーより味噌きゅうりをいただき、それぞれ昼食中に細かい霧雨が～なかなか、スッキリとはいかない天気です。早々に終え、いつもの記念撮影を済ませました。多分この天気では、鹿俣山山頂の眺望は望めないのでこのまま下山することに。

 

13:00　下山。

登ってきたゲレンデを下り、分岐で探鳥路に入りセンターハウスを目指します。

水をタップリ含んだブナの森は、さすが「森のダム」と言われるだけあって、空気までもが水を纏はり、しっとりと、肺や皮膚を通し身体全体に、ブナの水の恩恵をいただきました。こうした歩きは、本当に癒されます。途中、とても大きなブナの木（森の主？）に出会ったり。探鳥路なのに、鳥の鳴き声はあまり聞こえません。

 

14:25　玉原センターハウス駐車場着。

帰りに、強清水の滝へ。階段状になっている滝は、小さいながらも昨日の雨の影響か水量があり、なかなかの迫力です。

 

15:00　道沿いのなめこセンター。

無料なめこ汁を皆で堪能、その美味しさに惹かれ各自、みそやなめこ、きのこ類、野菜や果物を購入。産直品は安くて新鮮でいいですね！

 

15:30　沼田インター入り、帰路へ。

渋滞を避けたいとのことで、温泉は到着駅の河辺駅で。

 

17:30　河辺駅着

温泉組と帰宅組に別れて、解散。お疲れ様でした。

 

 

「小尾瀬」と呼ばれるだけあって、しっとり、タップリ水を含んだ湿原とブナの森歩きは、いつもの頂上目指しの山歩きとはまた違う趣で素晴らしく、鹿俣山山頂へ行けなかったものの、十分満喫できた楽しい一日の玉原高原でした。