OWC第451回山行『八ヶ岳 冬山体験(2)』記録
オーレン小屋に1泊~東天狗岳・西天狗岳
実施日:2013年4月27(土)~28(日)
参加者:12名
男性6名:ATリーダ、KM(登山計画書提出)、OH、OK、SF、KS
女性6名:MN(会計)、NA(スープ)、AN(連絡)、HA(連絡)、SU(連絡)、HS(記録)
車出し:AT号・KM号・SU号
・・・・・<1日目―4月27日(土)>・・・・・
(7:00) 高尾駅に集合。
朝早いというのに、快晴の清々しい青空で、集合から気持ち良い出だしです。皆が集まると、まずは、宴会用のビール・ワイン・食糧を持てる有志で分配。そして、リーダ作成のくじ引きで座席を決め、3台に4名ずつ適当に納まって出発。
中央高速道はちょっと詰まるも、談合坂の手前から流れ始めたので、さほどの影響なく順調に進み行き~八ヶ岳SAでトイレ休憩~
(9:16) 諏訪南で下り→すぐのファミマに入り、最後のトイレ&買い足し
(9:50) 唐沢鉱泉との分岐に着。
ここから桜平間は普通車では走りづらいので、ここに2台を置いて、ピストン送迎する予定でのリーダの心配所だったのですが・・・、着いたところで、ちょうど、オーレン小屋の案内看板を補修しに車2台で降りて来ていた小屋の方々と出くわしました。
ナント!そんな運良く居合わせた小屋の若主の岳ちゃんとリーダの間で、トントンと話が出来て、荷物と数人を送っていただけることになり、行きは、ピストン送迎せずに済みました。
AT号の荷台には、勇敢なるAN・MN・NAのお姉さま方が先頭をきって乗り込んでくれたので、座席には、OK・SU・HA・HSの3名が余裕で座らせてもらえ、恐縮です。
(10:00) 頃には、AT号が先にスタートして、狭くてデコボコしたクネクネ悪路を桜平まで登ります。
座席に座っている私も飛び跳ねる中、荷台の3お姉様方は、痛そうだけど元気な叫びが!井戸端会議が!飛び跳ねながら、踏ん張り抜いてくれましたよ♪林には、雪がチラホラ残っているのがだんだん多くなりましたが、それでも桜平までは車道には無かったのが幸いでした。
(10:22) AT号が先に桜平駐車場&登山ゲートに到着。(1,900m)
まだ、道沿いの木々間の左右アチコチにある1台分ずつの駐車場スペースには、残雪が残っていて、駐車できる場所は、既に一杯です。少し上の方に上がれば、広い駐車場があるのですが、この時期は、そこまで行く路上には深い残雪が覆って危険でした。が、唯一避けられたらしい、狭く急斜で木株や石があるスペースが残っていたのですが、どうかな~と思っている間に、AT号は1回のターンで乗り上げて、あっという間に止めていました。
後から、オーレン小屋車も来て、荷物と男性方を下すと、一般車は入れないゲートを通ってさっさと上がって行ってしまいました。
(10:40) スパッツをつけ、準備運動をして、桜平のゲートより歩行開始です。オーレン小屋目指して、まずは夏沢鉱泉までは車道歩きですが、一般車は入れないので、安心してど真ん中を歩いていきます。20分くらい歩いた2つ目の橋を過ぎて、雪道というよりは、氷混じり道となってきたのでアイゼンを付けました。
途中で夏沢鉱泉泊の客を乗せたキャタピラー車2台が、凍る坂道を追い抜いて行きました。
皆で、「次はあれにも乗って楽々と夏沢鉱泉泊してみた~い♪」と羨ましい~視線で見送り、退屈な長い車道歩きの、しばしの楽しい夢話題でした。
道は、轍も深く、固められゴツゴツ・ボロボロ氷となっていて、とても歩きにくかったのですが、それは、あの送迎キャタピラー車が作っていたのですね~!
(11:33) 夏沢鉱泉に到着し、しばし休憩。(2,060m)
さっき追い抜いていった大きなキャタピラー車がありました。ここの看板には、よく見ると、〔温泉すぐ入れます。650円。ほうじ茶付。タオル付。シャンプー、石鹸つかえます〕と、ありますし、またまた、次はここに来てもいいね~♪と盛り上がります。
と、小屋の前に流れる川の向こうの雪の中で何かが動き・・・こちらに向かって来ます。
・・・カモシカ君です!♪それも、ギリギリ下まで近づいて、・・・何か下さい・・・的な、目線をまっすぐに向けてます。
でも、カメラを向けられるだけで何もくれないとわかると、サッサと行ってしまいました。こりゃ~慣れてますね~!でした。
(11:46) 思わぬ近さでカモシカ君を楽しみ、夏沢鉱泉を発。
ここからは、舗装路を離れ完全な登山道の樹林帯の中へと入ります。川沿いの樹林中をクネクネと上がりながら、川を交差するように橋を何回か渡り、標高を稼いているうちに、柔らかい雪が深くなって歩き易くなっていました。
(12:46) オーレン小屋に到着。(2,330m)桜平ゲートより2時間10分。
小屋も、周りも、まだ雪に埋もれていました。周りは明るいのですが、山の上は雲が覆っているので、スッキリしません。小屋の前にある1組だけのテーブルは、埋まったのが掘られていて、下に降りる形で、雪囲いされた感じに、ちゃんと使用できるようになってました。それも、先に居た男性お2人が、私たちグループのためにここを譲ってくれたので、本当に助かりました。だって、雪に覆われた狭いオーレン前では、ここ以外には、12名が収まる場所なんて、ないのですから!
<さあ~♪ここから12名で貸し切りテーブルでの楽しいお昼です~♪>
① リーダのザックからは、ウィンナーや、ラーメンや、諸々、そして、食パンが1斤どころか、5斤も!それも、潰れないように牛乳パックでやさしく大切にガードされて!出てきましたよ!ワオ~ですよね!
4斤は、明日お昼のサンドイッチ用なので、残り1斤は、今食べるのがノルマだと!
② スープシェフ担当のNAさんが、仕込みしてきた具沢山&ウィンナー入り特製スープを作ってくれてますが、人数が多いのと寒いので時間がかかります中で、ベジ用に、別鍋も用意してくれました(♪感謝♪)
③ ANさんが大きなウィンナーを茹で炒めてくれて、
④ 残りメンバーは、眺めて待つばかり~♪
・・・とはいっても、雪の中、止まったら、寒さが押し寄せてきました!それぞれが、着込んで、待ちつつ、食べつつ♪ワイワイ♪の山ならではのランチパーティを楽しみました。
そして、その中で、会計係りMNさんが、徴収をかけつつ、オーレン小屋の入室手続きもトントンとこなしてくれていたので、満腹後の、
(13:50)ころには、すぐに2階の個室2部屋へ(天狗岳と、硫黄岳のネームでした)
(14:20) その後、(A)物足りない班と、(B)マッタリしたい班との2チームに分かれ、 (A班)は、男性6名全員と、NA、SUの女性2名とで8名。アイゼンをつけ直して、元気に出立して行きました。上はガスがかっているなかでも、夏沢峠まで登り、一足先に、硫黄岳の爆裂火口を見てきたようです。
(B班)のAN・MN・HA・HSの4名は、まずは、コーヒーを注文し、薪ストーブ炬燵を貸切って、まだ静かな山小屋の雰囲気をマッタリ楽しんでから、明るい中の檜風呂を、これまた貸切りにてマッタリ楽しみました♪
(16:00)までに、探索を終えたA班も戻り、お風呂を終えて、薪ストーブに全員集合して、しっかり持込んだビ~♪による、食前のビ~♪タイム♪が、心地よく始まりました。
お風呂で温まり、まだ明るい外の雪景色を眺めつつ、温かい薪ストーブの暖炉を囲み、他のお客方も集まってきて、今日1日の話や明日の話が賑やかになってきました。
そんな中で、KMさんが、まだ明るい窓下のテーブルにて、カメラレンズ・クリーニング店を開業し出しました♪
私もさっそく第一号の客となり、続いてNAさん、OHさんと、依頼が殺到!
※また、お泊りの折は、是非、「KMレンズクリーニング屋さん」をご指名・ご贔屓に~♪
(17:30) 夕食です。
これまた、貸し切りのワンテーブルでの夕食&宴会開始です。ここのメインは、名物の桜肉のすき焼きです。
それに加え、小屋のオーナーより、日本酒が一升のサービスがあり、若主の岳ちゃんから1人1人に、お茶飲み茶碗に、お酌してもらえて、大いに盛り上がります。
・頑張ろう!東北!山形の「上喜元」という日本酒でした。
・ただ、NAさんの心配のとおり、すき焼きの汁が甘かったですね~(笑)
また、各自、檜風呂を楽しんだりしたあとに、薪ストーブに集まり、第3回目の宴会の開始です。
が、その前にまず、明日の昼用のサンドイッチを作っておこうと、AN・MN・HA・SU・HSらと、初山小屋体験中の男性KSさんとで、作り出しました。リーダとANさんが用意してくれていた、カツ&ソース・キャベツ千切&マヨ・チーズ・ハム・マスタードという盛沢山の具材を食パン1枚の上に流れ作業で乗せて、もう1枚を乗せて、ラップをして完成です!
お1人様、食パン2枚のモリモリ・ど・デカ~いサンドイッチが出来上がりました!♪
その後、下に降りて、すでに盛り上がっているワインパーティやら、4次会やら、ほかのチームとも和気あいあいの素敵な、山小屋オープンの夜を満喫しました。
・・・・・<2日目―4月28日(日)>・・・・・
(5:30) 朝食
2日目も、それも現地で、早朝から、快晴です♪♪♪
さすがに、1枚ガラスには、結晶が綺麗に出来てましたが、寒さを感じることなく眠れたようです。
朝食後に、急いで支度し、軽くするために抜いた荷物を1階に預けて、リーダからの、「オーレンの周りと樹林帯は風がないけど、上に出ると強風だろうから」との注意を受けての暴風対策もしっかりし、アイゼンを付けて、
(6:50) 天狗岳を目指して、オーレン小屋の裏の樹林帯の中へと出立です。
深いながらもしっかりつけられた雪道は歩きやすく、シラビソとコメツガの樹林帯の中は香りが心地よく、快晴でもあり、木漏れ日と森林浴で癒されながら登ります。
(7:31) 先に行くメンバーの「うわ~♪!」という歓声が聞こえてきました。樹林帯の切れ間からアルプスが見え始めたようです。そして、後ろを振り返れば、木々の頭越しに硫黄岳が見え始めてました。
この辺りから、木々が真っ白になり始め、昨晩も少し降ったのか、霧氷や雪が付き、木々に着いた霧氷がエビのしっぽの如くに育って、美しい造形を見せ出し、朝日にキラキラです!
(7:54) 約1時間登って、箕冠山(ミカブリヤマ)に到着。(2,580m)しばし休憩です。
この山頂は、樹林に囲まれ展望がない平なところです。簡易トイレらしきがあるけど埋まっていて、案内標識や地図もギリギリ解るくらいで深く埋まっていました。(夏季の記録を見比べると、1・3~1・5mは埋まってます)ここまでは風もなく、冷たい空気が爽やか気味でしたが、リーダより、ここから先が強風だとのことで、途中で脱いでいた一枚を着込みました。
ここから、ほんの少し進んで木立をかき分けて、ちょいと下れば、、、パーッ~と!!視界が開けて、真っ青な空に根石岳と天狗岳の稜線と、そこへのまっすぐな道が現われ!うわお~♪~♪の感動の瞬間でした!
樹林帯を出たここからの廻りは、急にハイマツが広がり埋まる広い空間となり、雲一つない青空だけど、リーダの注意のように、尾根特有の強風となっていました。
いったん箕冠山から眼下に見える根石岳の鞍部に建っている根石山荘のある平らなところまで下ります。(2,550m)
根石山荘のある鞍部からは、深雪も消え、ガレの石がゴロゴロの中の登りとなります。アイゼンを付けているため、なるたけ雪が付いている部分を選んで慎重にゆっくり歩きます。そして、快晴の青空と素晴らしい景色に心が奪われ、時々止まっては、進むを繰り返しながら登ります。
大小の岩や石ころからも、ここの風の強さを物語るような乾燥したエビの尻尾が、綺麗に育った造形美を見せてます。登るに従い、後ろを振り向けば、これまた快晴の青空の中にさっきまでいた箕冠山の林が平らに見えだし、その後ろに爆裂火口を見せる硫黄岳が大きく姿を見せ、その後ろには、赤岳・中岳・阿弥陀岳の頭が見えだしました。
(8:25) 根石岳山頂に到着(2,603m)
ここに来て、やっと天狗岳が左に西天狗、右に東天狗とそれをつなぐ稜線の美しい全姿が見え、これまた感動です!
(8:49) 根石岳を降りて、「白砂新道入口」とある、本沢温泉への分岐に着。
リーダの目には、下には露天が見えるらしく、入りた~い♪と。。。(笑)ここから、また登る中、まわりの視界がどんどん広がり、強風の中を上っては、ちょっと眺望タイムしつつ、雪とガレが混ざる道をゆっくり慎重に登ります。
そして、雪が混じる急勾配の岩場となり、東天狗直前には、左側が切れているためなのか、水平な網の橋が渡されてました。アイゼンを履いてなければスタスタなのですが、慎重に、網目に引っかからないようにスロー歩きで渡り、すぐそこに山頂が見えながらも、最後の岩場を両手をついて登り上げれば、、、
(9:20)頃 東天狗に到着です!♪(2,640m)
快晴の青空の中に360°の大パノラマです!!感激がマックスです♪♪
そんな大眺望の図は、翌日のリーダ報告にあった部分を引用しますと、『天狗登頂日は一日中全く雲が無い大晴天の中、ほぼ冬景色と同様な、南八ヶ岳と、前回雪山行きの北八、浅間、昨秋の荒船と、それからは両神、金峰、その先は南アルプス北・甲斐駒・仙丈、御岳、乗鞍、穂高、槍(白かった)~立山、白馬方面までの北アルプスとズ~~と一周の大パノラマを堪能することが出来ました。』と、こんな感じです♪♪♪
ここは、大きい岩がゴロゴロなので、アイゼンでは身動きがスローになりますが、まずは、全員での記念撮影をと、集まって見れば、OWC貸し切り状態です。それで、登ってくる方が見えたとたん、皆で、ガンバレ~♪ゆっくり早く~♪とのエールとコールを小声で送ります♪お1人目が山頂標識に着く目前にして、拍手をして迎えつつ、すぐカメラマンを願いて集合写真を撮りました。
★ここの時点で、当初の予定を変更です★
予定では、東天狗までで、西天狗には行かず、ここからは「夏沢峠~硫黄岳チーム」と、「オーレン小屋直行チーム」とに分かれて、お昼はそれぞれチームで、となってましたが、こんな素晴らしい景色を見てしまったら、ここまで来たら向かいの真っ白な西天狗へも行きたくなりました。また、時間配分的にも、その方が良い状態でした。
そんなワケの中で、リーダ、AN、MN、SUさんの4名は、ここで「マッタリお茶チーム」として、居残りここまでとなり、残りKM、OK、OH、SF、KS、NA、HA、HSの8名は、荷を置いて真向かう西天狗に向かいました。
★なんと、このあと、どこかの雑誌チームさん等が来ていたようで、その後のある雑誌に、「マッタリお茶チーム」がバッチリ写っていました♪
(9:34) 西天狗へ向かうため東天狗の岩場を降ります。東と西とを繋ぐ稜線は、深い雪で埋まり固まり、平らで広い尾根道となっていて、とても気持ち良く、荷物もない開放感からちょっと走ってしまいました♪
また、西天狗への登りは直線的なきつい急斜ですが、この時期ならではの深い雪で覆われて固まっていたので、障害物がなく、アイゼンで安全に登り易かったです。
西天狗に登り上げるころ、すでに上に到着し無線機を持つKMさんと、東天狗でマッタリ茶しているリーダとで無線連絡していて、なんだか、「手を挙げて~!」と聞こえてきます。
★そんなバンザーイの様子が、ちゃんと撮れてましたね♪
(9:50)頃 西天狗に到着!♪(2,645m)
西は、東と違って、この時期ならではの深雪でスッポリと覆われ、平らに近く、とても広~く優しい山頂でした。そして、岩などの視界を遮るものがない、まさに、360°の大パノラマにまたもや大感動!!走り回るように、自由に周りを動きまわっては、ほかの人たちとの写真撮りが交差していました。まさにこの時期だから観ることが出来た♪白き3大アルプスが見える絶景でした!♪
(10:05)頃 西天狗を下山し、東天狗に戻り開始
(10:19) 約45分での往復にて、東天狗に戻った時は、「マッタリお茶チーム」の4名は先に先行下山していたので、すぐに下山開始。この東からの下山は、岩場をアイゼンにて降りるので、上った時よりも、より慎重さを感じました!
★ そして、このあとの合流後に知ったのですが・・・
東天狗先行下山チーム内で、数メートル滑落することが実際に置きてしまっていました。事なきで済み、安堵させて貰えましたが、雪山での危険を痛烈に感じることとなりました。
(10:47) 本沢温泉分岐に戻り降着。
先に下山していたお茶チームが、根石岳の登りに向かう辺りに見えて来ました。
(11:06) 根石岳に戻り着。
ここから、まだ先に行くお茶チームが、眼下の根石山荘のある広い鞍部に見えました。
(11:13) 根石山荘のある鞍部に降り着き、先行チームとやっと合流。
ここまで戻ったら、もう気持ちは楽々です。
(11:20) 箕冠山(ミカブリ山)の分岐に戻り着。
この中で、2班に分かれることになり、リーダとANさんは、朝、オーレン小屋から登ってきた最速で戻る同じ道を。残りの10名は、根石岳から見えていた、平らに見える左の尾根道を行き、夏沢峠を経由してのコースでオーレン小屋まで戻ることに。
(11:30) 2班に分かれて、出発です。
樹林帯ですが、雪が深いけど、しっかり固められて歩きやすいうえ、右手から前方へと常に硫黄岳の爆裂火口が見え続けながらの下山ルートで気持ち良かったです。
(11:58) 夏沢峠に到着。(2,400m)
山びこ荘&ヒュッテ夏沢がありますが、この時は私たちだけ?なのか静かでした。でも、硫黄岳(2,760m)が目の前に聳えて、爆裂火口が迫っている迫力を楽しめました。昨日午後に、「物足りないA班」が来たのがここでした。
(12:09) 夏沢峠から一気に下山しました。
途中にて、カモシカらしい足跡がところどころに見られたので、期待したけど会えず。でも、オーレン小屋知り合ったお2人は、翌日にて、この辺りで出会い、撮影したようです。
(12:25) オーレン小屋に戻り着。
ここで全員揃い、また、昨日と同じ雪囲いのテーブルを貸切ってお昼です♪
昨晩作っておいた、大きな手作りサンドイッチ中心にワイワイ♪ガヤガヤと、今日は温かい日差しを浴びながら、お昼を満喫しました。
(13:41) オーレン小屋を出発。
雪たっぷりの樹林帯をくねくねと降りている途中の明るいカーブ道にて、初の「フォーメーション撮り」などを楽しみました。
(14:29) 夏沢鉱泉に着
(15:10)頃 桜平に戻り着。
ここからの帰路は、AT号1台となるので、2車を止めた分岐まで、AT号が2往復となります。
(15:17) まず、荷物と、先行乗り組のOK、MN、AN、SU、HSの5名が乗り込み、
残りは2度目のピックアップ組のKM、OH、SF、KS、NA、HAの6名は先に歩き出してくれました。
(15:33) 急いで走るAT号は、ジェットコースターの如くで分岐に到着。
荷物を下ろしたら、すぐに迎えに走って行きました。
(15:56) 残りの6名は、約30分くらいは歩いていてくれたようで(ありがとう~♪)、
途中でピックアップし、分岐に戻り着にて全員集合。それぞれが、やっと、ゆったりと車に乗れて、温泉を目指して出発です。
ずいぶん下って里道となったころ、素晴らしいロケーション場所で止めてくれました。広いタンポポ畑は、まだ小さくて黄色いジュウタンとはなってなくて残念でしたが、青空の中に八ヶ岳が浮かぶ絶景ポイントでした♪
そんなゆったり眺められたここで、皆の気分も冬から春に、切り替わったかな~♪
(16:25) 縄文の湯へ
(17:46) 温泉でのんびりしたいところですが、帰路の渋滞も予測して、急いで出立です。
(18:05) 諏訪南のインターを入る。
ここから、目の前に聳え続ける富士山を楽しみました。途中、渋滞となり、車が止まりだすも、15分ほどして衝突事故現場を通過となり、事故渋滞だと分かり、過ぎたら動き出したので、良かったです。
(20:45) 高尾のラーメン屋(横濱家)着。
(22時過ぎ) ここで解散し、3車それぞれの駅へ
★参加の皆さま2日間、お疲れ様でした★
まずは、危機一髪の出来事がありましたが、ことなきに無事に終えられたことは、何よりもでした!
リーダからの合言葉は、「山は楽しく」でしたが、場面々々で、そのままの言葉では言い表せないような、良い方向にトントンと進んだ楽しさでした!
何よりも、朝~夕方まで快晴ゆえだからこその、素晴らしい絶景の雪山体験を堪能できました。そして、12名という人数にもかかわらず、食材&アルコール持ち込みが、とても有意義に、皆で囲む山らし~い♪楽しいお昼と夜を満喫出来ました。
【リーダー追記】
天候に恵まれ、残雪の白さ・空の青さ、雄大なパノラマを見渡せ、楽しい山行ではありましたが、東天狗直下下山時に1~2mの滑落で大事にならず済みましたが、あと数十センチ止まらなければかなり危険でした。
積雪期の八ヶ岳を決して甘く見てはいませんでしたが、装備・技術によって登行制限も必要だと痛感しました。今後の為の反省点とし記載させていただきます。