第603回 丸山 山行記録

 

◇実施日  2019年11月9日(土)
◇天気   晴れ時々曇り
◇参加者  Os,Ay,Ko,Ar,Ta,To,Iw (ガス提供)To,Iw  (記録)Iw
◇行程   歩行距離11km、標高960m、標高差登り654m 下り654m

8:40  西武鉄道芦が久保駅集合。予定人数全員到着、Ozリーダーによる懇切丁寧な行程予定説明後、記録者はIwに決定、定刻通り山発。

9:00  国道299号線を横断し、里山風景を眺めながら、かなりの急こう配の坂を登り、巨大な観音像地点に到着。観音像は芦ヶ久保駅方面を見守るよう

に端座。

9:20  芦が久保農村公園分岐に到着。季節ごとに果樹の味覚が味わえる看板があり、そのまま歩を進めると琴平神社に到着。ここで小休止。

9:57  琴平神社から、急な木階段を登り、日向山の山頂へ到着。ここからの武甲山の眺望は素晴らしく、一同その凛々しい姿を堪能し、写真撮影。
 ここで丸山からの登山者へ登山道状況を聞いたところ、問題なしとの返答であったため、予定通り丸山方面へと歩を進める。

10:40 グリーンラインを横切り、ゆるやかな登りの登山道を進む。あたりは鬱蒼とした樹林帯を進んでいくと、芦ヶ久保駅からの分岐に至る。

11:20 ゆるやかなアップダウンを繰り返し、山頂方面と県民の森広場分岐へ到着、県民の森広場へトラバース。炭窯などの様々な建物の奥に牧歌的な風景が広がり、ベンチと椅子にて各自ランチタイムとなる。
 やや肌寒かったが、陽だまりは温かく、参加者の猛者は煮込みラーメンに舌鼓を打っていたため、一同羨望のまなざしを送っていた。
 陽だまりのコーヒータイムも終了、メインの丸山山頂へと出発。

12:20 丸山山頂到着。展望台の階段を上り、奥秩父のパノラマを全員で思う存分堪能。武甲山は勿論、伊豆が岳、両神山、甲武信ケ岳、雲取山、そして遠くには日光連山や武尊連峰、谷川岳もうっすら遠望でき、絶好の登山日和。
12:55 展望台を後にし、芦ヶ久保駅方面への下りへ向かう。まもなく白石峠の分岐に到着。左に進めば、関八州見晴台方面。右に折れて、広葉樹のゆるやかな下りを進むと、パラグライダー基地に到着。ここからの堂平山と笠山の眺めも素晴らしく、遠くに堂平山の天文台も遠望でき、時折パラグライダーが気持ちよさそうに天空に舞う姿を見てとれる。

13:06 狩場坂峠の分岐に到着。ここまでの行程では主だった危険な個所はなく、予定通り。

14:00 杉やヒノキの長い樹林帯を下り。一部倒木が登山道を防ぐ場面も見られたが、特に通行に支障はなく、快適な下り道の歩を進め、ようやく国道299号線へ到達。ここからは国道沿いに河川などを横切り、のどかな里山風景

を楽しみながら、一同談笑しつつ、出発地点へと向かう。

14:40 芦ヶ久保駅に到着。
 参加者全員、体調も良好でアクシデントもなく、リーダーの事前調査の賜物の

お陰を持ち、笑顔で解散となる。


9月に猛威を振るった台風の影響が懸念されたが、特に危険個所もなく、素晴らしい奥秩父を中心とした丸山からの大パノラマを眺望でき、参加者の心には心地よくその印象がひときわ際立ったようだ。
 リーダーの入念な事前調査の下、近くの武甲山では登山全面禁止の状況にも関わらず、予定通り行程をすべて進めることができ、感謝の念に堪えず、参加会員の心にまたひとつ、新たな山行の思い出が刻まれたのではないだろうか。
 あらためてリーダーの準備と気配り、心配りに感謝を申し上げたい。