第622回 関八州見晴台の山行記録について次の通り報告する。
記
□ 実施月日
2021年4月24日(土曜日)
□ 参加者
7名(女性3名 男性4名) Mn Ki Ik Oz Ak Ko Ta
リーダー(記録) Ta
□ 状況
09:30 西武秩父線の西吾野駅に参加者が集合。他に電車からはザックを背負ったハイカーも30名程度降り立つ。リーダーから出発前に行程を説明後、駅を下った先の橋を渡り、高麗川沿いを登山口に向けて進む。
09:50 道標に従って、点在する民家脇のパノラマコース登山口から登山開始。ムーミン形の手作り道標に従って、台風で土砂崩れの痕跡が残るつづら折の道を慎重に進む。
このコース最大斜度のある上り口で小休止後、急勾配の樹林帯の登山道を辿り、気持ちの良い尾根道を進む。樹々の隙間から差し込む木漏れ日や、野鳥のさえずりも響く。パノラマコースの眺望地点から、左眼下に山間の長閑な集落や遠くに武甲山を見ながら、アップダウンの登山道を進む。見落としてしまいそうな石地蔵を経由し、見晴台を目指す。
10:50 不動滝・大滝方面への道標分岐を左に折れ、樹々が生い茂る登山道を一気に抜けて、登山道と交差する車道を渡る。関八州見晴台の石標を過ぎ、急な登山道を辿る。足元にひっそりと咲くスミレの花は、小さいながらも春の彩り。程なく、1本の桜が立つ小高い丸山のピークを踏む。 山頂直下の両脇に群生する、ツツジの通り抜けを進む。登山道を飾るツツジは多くのハイカーを惹きつける。
11:25 山頂に到着。春霞に日光連峰や秩父連峰などの景観が広がる。冠雪の富士山は、圧倒的な存在感。遠くに見える山肌の濃淡は、緑色のパッチワークのようである。展望の良い見晴台で、昼食タイムとする。頂上では30名ほどのハイカーが、グループごとに間合いを取りながらランチタイム。
12:25 昼食を済ませ、会旗を囲んで写真撮影後、所沢の街並みなど眺めながら、下山途中にある高山不動尊に向けて出発。不動尊裏手の道幅が狭い登山道を下り、高山不動尊に到着。お参りを済ませ、下山コースの萩の平に向けて左側が切れ落ちた登山道を進む。朽ちた旧茶屋跡を右手に、木の根が張り出す個所に注意しながら、急な下りの登山道を下山口目指す。
13:30 集落脇を抜けて、高麗川に架かる橋を渡るとループコースの終点となる下山口に到着。西武秩父線の高架橋をくぐり抜けて、高麗川沿いを西吾野駅に向けて進む。途中、点在する民家の庭にピンクや白の芝桜。
13:50 西吾野駅に到着。そこで解散とする。
■ 降りそそぐ日差しや、吹く風も心地良く、初夏の気配を感じながらの山歩きとなった。ご参加の皆さんの、ご協力に感謝。お疲れ様でした。
以上