第656回 山行計画 鋸山
1.期 日 2023年1月28日(土)
2.集 合 JR内房線 浜金谷駅 10:15
3.交 通(参考)
東京駅 8:04 → 9:21 木更津駅 9:31 → 浜金谷駅 10:11
4.費 用 4,660円
交通費3,960円 (JR東京駅起点往復) + 日本寺拝観料700円
5.装 備 雨具、ヘッドランプ、軽い昼食、飲み物、個人用シート、温泉セット、 他
6.雨天中止 (中止の場合、前日の20時までに連絡)
7.歩 程 3時間30分
8.コース
JR内房線 浜金谷駅 → ハイキングコース車力道コース → 地球が丸く見える展望台 → 石切場跡 → 百尺観音 → 地獄のぞき → 日本寺大仏 → JR内房線・保田駅
保田駅到着後、魚料理の店、「ばんや」にて反省会。希望により「ばんや」にあるお風呂に寄ります。
9. 解説
鋸山日本寺の由緒には、「聖武天皇の勅詔と、光明皇后のお言葉を受けた行基菩薩によって725年6月8日に開山」とあります。
行基は当時の朝廷からの弾圧にめげずに行基集団という形で民衆のための社会活動を続け、後に朝廷からも認められ、ついには聖武天皇から大仏造営への協力を依頼されることになります。行基は752年の大仏開眼を待たずに749年に没するのですが、日本における慈善活動家の元祖みたいな人です。
行基の伝説は日本中に広く分布します。忘年山行の高尾山の薬王院も鋸山日本寺も、聖武天皇の勅願寺として行基開山と伝えられていますが、実際には行基への追慕による伝承の可能性が高いです。それほどその名声は名高く、寺院や仏像、伝承という形で日本各地に偉業が残されています。
今回のルートには、ラピュタの壁と言われる石切場、地獄のぞきからの大展望、石仏像群、さらには高さ31mの大仏などがあります。古代のスーパースター行基を偲び、もりだくさんの見どころを楽しむ旅に出かけましょう。
山行記録